昨日は、隔月の職親プロジェクト会議へ参加しました。
今回はじめて、弊社社員も連れていきました。

彼は、ある罪で17歳から13年間の刑を受けたのち、保護観察所からの紹介で弊社に来て丸3年になります。
 
最近になって、
「自分みたいな経験はして欲しくない。経験したからこそ、伝えられることがある。」
と、施設での講演や元受刑者の社会復帰支援を自らやりたいと言うようになりました。
 
もちろん、悪いことをした過去は変えられない。
けれど、私が知っているかぎりの彼は、人一倍頑張り屋で、人に優しくて、素晴らしい男なので、絶対幸せにならなきゃいけないと思っています。
 
だけど、うちみたいなちっちゃな会社では彼の10数年分のキャリアを埋めることはとてもできそうにありません。
 
昨夜、100人近い人の前で自己紹介したり、ひっきりなしに名刺交換したり、感動したと声を掛けられたり、と彼にとって、はじめてのことだらけで緊張と興奮の夜となりました。
 
実際に、講演依頼もいくつかお声掛けいただきました。
 
できることなら、鳶の仕事だけじゃなく、もっともっといろんな世界を見せたいと思っています。
 
職親プロジェクトに参加して、思いもよらぬ楽しみが始まりつつあります⤴️⤴️